早どりミニサイズでもとれる!
特性
1. 草姿が非常にコンパクトな密植栽培用品種です。
2. 定植後70日前後で収穫できる耐暑性にすぐれた早生品種です。
3. 包葉性強く純白のごくち密な花蕾で、重量感があります。
4. みずみずしくておいしく、生食用にも向きます。
5. 直径10㎝程度(350g)の花蕾で収穫すると最も特性を発揮します。
栽培のポイント
従来の品種とは異なり株を大きくつくることではなく、いかに葉枚数(展開葉で20枚程度)を確保しつつ、株をコンパクトにつくるかが重要になります。
本品種はとくに耐暑性はすぐれるものの、低温には敏感で若いステージ(本葉4枚程度)でも低温にあうと花芽分化を起こすおそれがあるので、必要葉枚数を確保するまではできるだけ低温などのストレスを与えないようにします。
また草丈は約50~60㎝程度に抑え、必要以上に株を大きくしないことが大切です。
逆に、株をつくりすぎると、晩生化、花蕾の形状の乱れ、割れなど異常花蕾の発生を招く場合があります。